水晶徒然に 1
メタモルフォーゼ水晶こと通称メタモ、言葉の意味は変身です、名付け親は水晶研究家のメロディーさん。
ではなぜその様な名前を付けたかと言いますと、乳白色の水晶を加熱処理をして黒くした後、更に放射線を
加えると緑色の水晶に変わります。
意外と知られていなくて宝飾用や緑水晶として高値で売られていたりしますし、メタモ原石と思い込んで
ミルキークォーツを売られている場合もあります。
乳白色の水晶なら何でも良いわけでなく、メタモ水晶のみがこの変化を起こします。
色の変化と言えば、アメジストの退色やアメジストからのシトリン、放射線処理の黒水晶も人工的な処理
によって、色を変化させています。
この変化はどちらかと言えば水晶の中ではマイナスなイメージを抱いてしまいます。
まず、アメジストですがあの紫色は、自然な放射線と鉄分が反応してあのような綺麗な色を作り出すのですが
紫外線を含む光に長時間当てると紫が薄れていきます。
ですから、保存には気を使いますし、常時飾って眺めるわけにも行きません。
次に、アメジストからのシトリンですが、アメジストを熱処理すると色が黄色へと変わります困ったことに
これを、シトリンとして売っている場合があります。分っていて買われるのなら良いのですが、
分らないで高値で買ってしまうと気づいた時の後悔が大きいです。
時々、如何見ても焼きシトリンに見えるので、お店の方に確認をしてみると処理はしていませんと言われる
のですが、自分が納得できない場合は極力購入しない方が良いでしょう。
最近中国産で黒っぽいシトリンが有るのですが私自身はこれも怪しいと思っていますので手を出しません。
放射線処理の黒水晶ですが淡いスモーキに放射線を当て真っ黒な水晶に変えてしまいます、特徴は
根元が変に白かったりします。
殆どの、人工処理によるカラーチェンジは水晶をより高値で販売しようとするものなので、あまりその様な
水晶はお勧めできません、私も勉強のため人工処理されたと思われる物を買ったりしますが、分っていて
購入するので決して高値の物に手は出しません。
これから、水晶を集めようとされる方はくれぐれも注意してください。
人工処理は原石そのものにも有りますので間違って購入しないようにするには、多くの水晶をみて
勉強されるのがよいのではないでしょうか。
そして、あえて安価な人工ものを購入してみて確かめてみるのもいいかもしれません。